ヒポクラテス爪の原因

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ヒポクラテス爪を生じる全身性の病気には様々なものがあります。
まず第一に肺の疾患、次に先天性の心疾患、甲状腺機能昴進症などがあります。
1番目に挙げた肺の疾患の場合は、成人で今まで普通の形をしていた爪が次第に大きくってきた場合には、何らかの肺の疾患があると考えられます。
これは慢性のものが主ですが、咳や呼吸困難、発熱などの自覚症状はほとんどないか、軽い事が多い様です。
しかし、慢性の肺疾患のある人が全てヒポクラテス爪になる訳ではなく、一部の人に現れます。その理由はまだわかっていないのです。

次に先天性の心疾患から起こる場合ですが、小児のヒポクラテス爪はほとんどがこの先天性心疾患と考えてよい様です。
この場合は、爪の色が赤紫色に変色し(チアノーゼ)ヒポクラテス爪かばち状指が現れます。
チアノーゼを伴うヒポクラテス爪は成人になってからも見られる事がありますが、多くは小児期から続いているものです。成人になってはじめて出現した場合には、その他の血液の病気が考えられます。

3つ目は、甲状腺機能昴進症ですが、これはそれ程頻度が高くありません。
甲状腺の働きに異常がある時には、皮膚のムチンの代謝がおかしくなりますのでヒポクラテス爪やばち状指が起こります。しかし、必ず起こると言うものではありません。この他、慢性の肝疾患や、潰瘍性腸炎の時にも起こって来る場合があります。

この様に何か内臓に異常があって起こって来るヒポクラテス爪は、全ての指に現れ、左右対称で、足の指にも同じ変化が現れてきます。

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